2021年4月11日
院長 上岡理晴です。
色々バタバタしていて、前回の投稿から大分御無沙汰しました。気付いたら新年度が始まってしまいました。
今年は桜🌸を愛でる余裕もなく、いつの間にか葉桜になっていた有様です。
例年は年度替わりと言っても、大した変化もなく診療を行って来ましたが、今年は大きな動きがありました。
当院で木曜日に勤務していた、代診の大内先生が都内の離島🏝の診療所に赴任する事になり、3月末を以て当院を卒業しました。
大内先生の最終出勤日の診療終わりに、サプライズで皆からの寄せ書き💌と、プレゼント🎁を贈りました。
彼はコーヒー☕を好んで飲むので、島に行っても美味しいコーヒーが飲める様に、御覧の『ネスカフェバリスタ』とそのカートリッジを皆で贈りました。
大内先生と私は、かれこれ7年の付き合いになります。
彼がまだ研修医時代、私が臨床研修指導医をしていた西蒲田の歯科医院で指導しました。数多くの研修医を指導して来ましたが、私にとって最後の教え子でした。
また、私がその職場を去った後、私が次に勤務した歯科医院に、彼も代診で来て、共に診療を行っていました。
そんな縁深い大内先生ですが、出会った頃の20代半ばの感覚で見ていましたが、既に30代。自身の歯科医師としての道を切り開いて行く時期が来たのかと思うと、感慨深い物があります。
私自身も振り返って見たら、30歳になった年に、歯科医師としての大きな分岐点がありました。得意とする、総義歯の楽しさや奥深さに目覚めた年でした。
そんな事を思い浮かべながら、彼とのお別れの時間を過ごしました。
大内先生は心優しく、診療を始め全てにおいて、几帳面で丁寧に取り組む人柄です。臨床では特に、御自身が博士号を取られたCR(白い樹脂の詰め物)の施術に関しては、芸術的とも言える程の出来栄えでした。
また、IT関連💻にも精通していて、当院“IT部長”の肩書も兼任していて、診療室モニターに映し出される説明用画像は、全て彼の作品です。正にプロ級の腕前でした。
大内先生が居なくなり、大分寂しくなりますが、決して今生の別れなどではありません。今後も歯科医師同士、遠く離れていても切磋琢磨して頑張って行きたいと思います。
大内先生の今後のご健勝と、益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
それから、別れがあった一方で再会もあります。
当院オープン当初から、私の片腕として当院を支えてきた、受付・歯科助手の菅さんが産休・育休を終え、明日から職場に復帰します。
https://www.kamiokadental.com/blog/1617
私を含めスタッフ一同、本当に心待ちにしていました。
また同じチームで診療を行っていける事が、非常に嬉しいです。
まだまだ新型コロナウイルスの終息が見えず、落ち着かない日々が続きますが、当院チーム一同、気持ちを新たに頑張って行きます。
今後も かみおか歯科をよろしくお願いいたします。