お知らせ|下丸子駅の歯科・歯医者|かみおか歯科

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2024年 初投稿(咬合力のコントロールについて)

2024年2月12日

皆様こんにちは

院長上岡理晴です。

令和6年能登半島地震により犠牲になられた方々に心よりお悔やみ申し上げると共に、被災された皆様にお見舞い申し上げます。

一日も早い地域の復興と、皆様が平穏な生活に戻られる事をお祈り申し上げます。

 

本来であれば、年明け早々にブログを更新する所でしたが、元日に大地震が発生したり、その翌日には当院からも割と近い羽田空港での旅客機炎上事故が起きたりと、なかなか心休まらず、「明けましておめでとうございます」と心から言いにくい年明けとなりました。

 

そして、気づいたら立春も過ぎ、少しだけ春の気配も感じる様になってきました。

そのような事で、遅くなって大変申し訳ありませんが、2024年初の投稿になります。

 

新年の抱負と言うには遅きに失した感がありますが、今年の抱負をお伝えしたく思います。

 

当院は予防に重点を置いた歯科診療を心がけておりますが、その一環として、過大な咬合力による口腔内のトラブルを防ぐ事に、本年は重きを置きたく考えております。

 

歯ぎしり、食いしばり、過大な咬合力に対しては、夜間のマウスピース装着や、暗示療法などの治療法がありますが、今一つ根本的な解決には難しいと感じています。

 

そんな中で、咬合力そのものをコントロール出来る治療法は、咬筋(エラの部分)への“ボツリヌストキシン療法”が有効だと感じています。

 

※ボトックスとは、製剤の商品名で、ボツリヌストキシンとほぼ同義です。

 

かく言う私も、食い縛りの癖があり、咬合力が相当強いので、自らボツリヌストキシン注入を行っています。

 

そのボツリヌストキシン療法を行う上で、強力なアイテムを導入しました。

 

❝口腔機能モニター Oramo-bf(オラモ)❞です。

 

短時間で簡単に咬合力の測定ができ、施術の前後で測定する事により、視覚的に効果の判定を行うことが出来ます。

 

因みに、当院の食い縛り癖のあるスタッフが測定した所、844N(標準値は500N)とかなり高い数値を示しましたが、咬筋へのボツリヌストキシン注入を行い、効果が発現する一か月後には、537Nまで咬合力が落ちていました。

 

私は初回は992Nと、平均の2倍近くの咬合力を発揮しましたが、1月下旬にボツリヌストキシン注入を行いましたので、近々再測定して、その結果をお伝えしたいと思っております。

 

ボツリヌストキシン製剤に関しましは、また改めてご説明していきたいと思いますが、当院では左右両顎の場合、¥37400(税込み)で施術しております。

 

但し、初回の方に関しては1万円引きの¥26400(税込み)で施術いたします。

 

また、自由診療で詰め物、被せ物を入れられた方は、施術後3カ月以内であれば半額の¥18700(税込み)でボツリヌストキシン療法を行っております。

 

もし以下の症状でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

 

・肩こり・頭痛(特に朝方)

・口が開きにくい

・歯に亀裂が入る

・エラ(咬筋)の張りが気になる

・マウスピースや詰め物が割れる

・歯周病でないのに歯がぐらつく

・よく歯がしみる

・虫歯や、歯の根の問題が無いのに噛むと歯が痛い

 

上記で一つでも当てはまる方は、ボツリヌストキシン療法で改善できる可能性があります。

 

また、エビデンスなど無しに、私が日々の診療で個人的に感じている事ですが、コロナ禍以降に、上記の症状を訴える方が急増している様に感じています。

 

その様な症状でお困りの方々の、手助けになれば幸いです。

 
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