2020年6月21日
皆様こんにちは
院長 上岡理晴です。
本州も梅雨☔に入りましたね。
どんよりした天候☁、蒸し蒸しジメジメ🐌した空気。私個人的には、一番嫌いと言うか苦手な季節です。
新型コロナウイルスの流行も相まって、なかなかすっきりした気持ちになり難いですが、毎日の生活に何かしらの楽しみや喜びを見出して、頑張っていきたいですね。
私は日常の診療の中では、タイトルにある❝プレオルソ❞に、特に楽しみや喜びを感じています。
概要は、5歳~10歳位までの、まだ乳歯が残っている時期のお子様の歯並びを、ポリウレタン製の軟らかいマウスピースで整える治療法です。
取り外し可能で、寝る前の1時間と、寝ている間のみ装着するだけですので、お子様には受け入れやすい装置です。
詳細は当院HPの矯正のページを御覧いただきたく思いますが、マウスピース装着の他に、ちょっとした、口周りの筋肉や舌を鍛えるトレーニングや、発音の練習を、ご自宅でやっていただきます。
診療室では、私自らお子様と一緒になって、トレーニングや発音練習をご指導しますが、元々子供好きですので、それは楽しい時間です。
また、お子様がしっかりプレオルソを使用し、目に見えて成果が出てくると、非常に嬉しいです。
そんなプレオルソですが、導入してかれこれ10ヵ月程経ちました。
多くのお子様がプレオルソを使用していますが、中にはかなり良い成果が出てきている方がいらっしゃいます。
その中で、特に良い結果のお二人を、ここで紹介いたします。
(いずれも保護者様から、口腔内の画像を掲載する許可を頂いております。)
1人目はMちゃん
主訴は 出っ歯、上の前歯の捻じれ、下の歯のガタガタでした。
10ヵ月でだいぶ改善されました。
彼女にとって、当院は初めてかかった歯医者さんで、最初はかなり緊張していました。
今ではだいぶ打ち解けて、チェアの上でも、かなりリラックスしたポーズで寝転んだり、日常の色々なお話をしてくれます。
2人目はMくん
主訴は受け口でした。
わずか3カ月で、完全とは言えませんが、だいぶ普通の咬み合わせになって来ました。
彼はかなり遠方から来院されていて、緊急事態期間中はあまりお越しになれませんでしたが、毎日しっかり装着されていたようです。
彼のお兄ちゃんも少し受け口気味なので、近々プレオルソのための検査を受ける予定です。
このように、結果が伴うと私も本当に嬉しいです。😆
ただ、プレオルソは、お子様にとってハードルが低い反面、きちんと装着しなければ、あまり効果が出ないのも事実です。
上手にお子様たちとコミュニケーションをとり、モチベーションを上げてさしあげるのも、私たちの役目です。
まだ幼いうちから正しい歯並びにし、将来的に虫歯や歯周病になりにくくするこの治療は、ある意味究極の予防なのではないかと考えております。
プレオルソで、多くのお子様達の歯並びが改善され、健全な口腔状態で健やかに成長されて行く事は、私の大きな楽しみや喜びです。
今後も、かみおか歯科をよろしくお願いいたします。